Nepal / travel

ランタントレッキング②/1日目&2日目・カトマンズーシャブルベシーリムチェ

「1日目:カトマンズ~シャフルベシ」

代理店の前のレストランでチベット料理である野菜を練りこんだパンケーキ(ソースはチリとヨーグルト)をガイドさん2人と食べてから、8時のバスに乗り込みました。
(通常ガイドさんは一人ですが、トレーニング中のガイドさんを加えての2人付き添いでした)

昼間のカトマンズが観光客・外向きの顔をしているとしたら、朝の街は地元の人たちによる地元の人たちのための時間と言え、とても新鮮に映ります。

寺院からのお祈りに行き来する人、チャパティを焼く人、サモサを売る人、パンを売る人、果物や野菜を売る人、そしてそれを口にほおばりあわただしく道を行く通勤途中の人々・・・多分初めてでしょうか、カトマンズの日常の光景をとても美しいなと思いました。

バスは予め代理店にて席次まで手配してもらっており、タクシーから降りてからもスムーズでした。ネパールの大型のバスに乗ると、前方にテレビが設置されていて、映画やミュージックビデオが流されています。これが中々面白くて、独特な特徴(ほぼ必ずと言っていいほど男女セットであること・大人数で踊る・何だか面白い独特な振り付け)が脳内から離れなくなります。
また映画も独特な特徴があって、ストーリー性をまったく無視したインパクト重視な作風で(山頂でのロマンス、暴力的なライバルとのファイトシーン、事件に巻き込まれる外国人とそれを助けるヒーロー、ライバルに誘拐されるヒロイン、刺されても打たれても生き返るヒーロー等々)、大爆笑してしまいます。
映画っぽさを入れ込んだ、ネパール風のダンスビデオなどを作ってみたいなぁ!

さてそうして大爆笑しながら、粉塵のカトマンズからバナナの木々や田園風景、そして土砂崩れによる交通渋滞を経て、実に11時間かけて山間の村・シャブルベシに到着しました。そうそう、道中立ち寄るドライブインでは、ネパールスタイルを楽しむことが出来ます。(食べ物はローカルフード/ダルバートがメイン、ねぱーりスタイルのトイレにもなじむことでしょう)
この日はほぼ・バスに乗っていただけですが、長時間同じ姿勢のままというのも結構疲れがたまり、夕飯を食べてシャワーを浴びてすぐ眠りにつきました。

「2日目:シャブルベシ~リムチェ」

結論から言うと、トレッキングを開始した1日目が最も体力的にきつかったです。
(筋肉的にきついのは下山する5日目後半と6日目)

地球の歩き方やロンリープラネット等のガイドブックには「目安7時間」と記載されていますが、初心者はプラス2~3時間と考えておいた方がいいでしょう。
というのも、特に初日は体が慣れないためにかなり疲れを感じ、何度も休憩が必要になり、ゆっくり進むことになるからです。歩行開始初日は、休憩含めて9時間半かかりました。
(眺望が良いからという理由もありますが、宿泊予定だったホテルを諦め、1時間半ほど手前のロッジに宿泊しました)

反対にトレッキングに慣れていて体力もある人は、それよりもかなり短時間で歩くことが出来、このロッジで会ったドイツ人男性はなんと5時間半でリムチェまで来たそうです。

先にも書きましたが、初日が最もきつくて、特に昼食休憩で食べ過ぎてエネルギーが消化に回ってしまったからか、雨も降りだしてきた午後からかなりコンディションが崩れて、高度も無いのに手足がしびれて先に進むのが非常につらくなったりしました。
(温かいお茶を飲んで、ゆっくりしていたらしびれは消えていきました)

なので、トレッキング初心者の方は、
・初日はかなりキツいということ(ですが筋肉痛にはなりません)、
・食事は空腹を満たす程度に留めておくこと、
・水分補給をたっぷりすること、
・無理をせず休憩をこまめにとること(5分立ち止まるだけでも随分違います)
・目安歩行時間より2~3時間プラスでかかる≒朝は時間に余裕をもって出発すること
を気に留めておくと良いと思います。

さて、その道中についてですが、中々愉快なものでした。
リムチェは標高約2400メートルですが、そのあたりまではカトマンズ近辺やチトワンなどの低地で見られる植物も多く生えており、日本のヨモギや麻、紫蘇、またスティンギングネトルなどが多くみられます。ガイドさんは植物に詳しく、繊維として、建材として、食べ物として、嗜好品として使われる植物などについて教えてくれました。シャブルベシが既に山間の村ですが、そこからの道のりは更に深い谷間で、15階建てのビル位の大きさは軽くあるような、岩、いえ、山のかけらが落ちている様子には圧倒されます。

歩行開始2日目の次の日の午後あたりまでは、森の中を歩くのですが、登坂であるため日陰であってもかなり暑く感じ、それに拍車をかけるのがセミの鳴き声です。ええ、4月末でもうセミが鳴いています!

ネパールの国花はラリグラス≒シャクナゲなのですが、山の中で出会う大きな木々に咲く濃い赤、淡い桜色、白のラリグラスの花々は、目にすると歩行の疲れを一気に癒してくれる様な、静かな華やかさがあります。歩行初日の時点ではあまり動物たちに出会いませんが、道中のロッジの鶏、ヤギ、犬のべびちゃんたちがとても可愛らしくて、これもまた目にする度に癒されます♬

ネパールは数多くの種類の宝石が採れ、カトマンズには多くの宝石店が立ち並んでいますが、そういった宝石の原石の多くがヒマラヤで採れるそうです。雲母(だけかどうかは分かりませんが)を含んだ土や石で、道中がまるでラメを散らしたようにキラキラと輝いていて、休憩にと腰かけた白い大きな石の割れ目をよく見ると、透明な水晶が輝いていたり、ランタンの道中の道そのものが鉱石の輝きに満ちていました。
パワーストーンやクリスタル好きの人にはたまらないトレッキングだと思います。

そうそう、ネパールに来た初日に、ブレスレットについていたクリスタルが消えてしまったと以前書きましたが、この道中で新たなクリスタルがやって来ました。

地すべりによる落石が積み重なった、インディージョーンズやロードオブザリングの中の様な、一歩踏み外したら谷間の底or一歩踏み間違ったらジェンガの様に落石による地すべりが起きるのではないか?という様なところを歩いていた際に(実際そうゆう場所で美しい石を見かけることが多いのです)、ぱっと目に飛び込んできた白い二つの小石を拾い上げると、その裏側に透明なクリスタルが付いていたのです。
原石を売るお店はカトマンズ市内にいくらでもありますが、どうもしっくり来なくて、「まぁきっとタイミングでやってくるのだろう」と思っていましたが、歩行開始初日にこうしてやって来てくれて、とても嬉しい気持ちになりました。

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