Nepal / travel

私はやはり カントリーサイドガールだなぁと思った話

東京暮らしやカトマンズを経てこの田舎へやてきて、縮こまって硬くなっていた何かがすうぅっと柔らかくほぐされ、心がふわぁっと溶けて落ち着いていく、そんな感覚。

 

 

鳥のさえずりや水浴び、
舞う色とりどりの蝶やトンボ、
楽し気な蜥蜴、
日に日に異なる表情を見せる花々に、
穏やかな農村の人々とその風景。

 

 

ハンモックに横たわり、そよ風に揺れるヤシの木の葉はまるで、ピアノの旋律を奏でる指先か
鳥たちや人間たち誘いこみ心を惑わす魔法使いかの様。

 

 

 

全てが美しくのどかで、ゆっくり過ぎていく時間に身を任せていると、そんな自然の小さなひとつひとつさえもが心を揺さぶる感動を湧き起こす。

 

 

 

 

大好きな中世欧州の古典文学作品で、田舎でその自然や穏やかに流れる時間の流れに触れ
身を浸したときの感動を、
とても情緒的に感傷的に、芸術的なことばで綴っていたのだけれど、まさにその言葉を思い起こさせられます。

 

 

小説や気候、物語を書くことを生業とする人にとっては、ネパールは格別に創作意欲を掻き立てられるだろうな。
(カトマンズが「2046」や「欲望の翼」の世界を彷彿とさせるなら、ここは「プロヴァンスの贈り物」や「トスカーナの休日」、また「椿姫」や「若きウェルテルの悩み」を彷彿とさせられます)

 

 

特にこの楽園ホテルは、カトマンズに10日以上いたのが悔やまれる位にずっと泊まっていられるし、今度戻ってくるときは荷物をすべて持て来ようと話し合っているくらいに気に入っています。

 

 

 

 
そしてこの村もとても美しい。
目にする桃すべてに感動しため息をついてしまう。

広々とした若草や花花々の生い茂る沼沢地に牛や水牛、ヤギを放牧して休む人たち、
そこを渡る優しい風に乗って届くのは、村祭りのために村民が集まり練習する民族音楽の調べ。

自転車をこぎ、村の中へ行けば、道で干される穀物、竹と泥と藁で作った家に女性たちの手書きの絵の描かれた、タルー族の昔ながらの家並み、花々の中にたたずみ、洗濯や料理、日々のことをしながら微笑み挨拶をかわす日人懐こい村民たち。

 

 

 

 

ここで目にし、耳にし、嗅ぎ、肌で感じるすべてが美しく、穏やかで心をほぐし、いやす。
好きにならずにはいられない村。

時折おしゃまして都市にでかけるほかは、世界のどこに暮らすにもこんな村で穏やかに暮らしたい、そんな風に思わせてくれる、とてもおんどかで幸福な桃源郷の村です。

 

 

ああ、本当に良い。
なんてゆるやかに心が満ちることでしょう。
大好きだ💓

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